
11年で椅子に払った金額のうち、確実に無駄だったのは最初の6年半のほうだった。
安い椅子を買っては1年半ほどで潰し、また買う。これを4脚繰り返してから、4万円台のゲーミングチェアに移った。その1脚は今も現役で、日割りは26.9円まで落ちている。
① 結論:こういう人向けの記事
- 安い椅子を数年おきに買い替えている人。その買い方が金額でどうなるかを出した
- ゲーミングチェアで腰が痛くなった人。原因が座面のヘタリとは限らない
- 中古のオフィスチェアを検討している人。買う前に知っておきたかったことが2つある
先に書いておくと、この記事に「これを買えば解決」は無い。自分の場合、値段ではなく寸法に体格が合っていなかった。
② 筆者の前提
椅子に座っている時間が長い。仕事のある日は立っていることが多いので短くて6時間、休みの日は長いと15時間ほど座っている。
体重は59kg。身長は日本人の中でも小柄なほうだ。
この2つを先に書いておくのには理由がある。椅子のヘタリ方は体重で変わるので、自分より体重の重い人が同じ椅子を同じ年数使ってこの記事のとおりになるとは限らない。そして小柄であること自体が、後半の失敗の原因になる。
デスク周りの構成は3本目の記事に書いた。
③ 30秒でわかる:2種類の椅子と、オフィスチェアが何年もつことになっているのか(読み飛ばし可)
まず構造の違いから。
- ゲーミングチェアは自動車のバケットシートが原型で、リクライニングが深く倒れるものが多い
- オフィスチェアはデスクワーク向け。値段の高いものは前傾機能や座面の奥行きなど、姿勢を正しく保つための調整箇所が多い
- どちらも長時間の作業のための椅子だ。 自分の目的と椅子の特徴を考えて選びたい
調べてみると、ゲーミングチェアは原型がレーシングシートなので後傾姿勢に最適化されているものが多い。対してオフィスチェアには前傾姿勢に最適化されたものがある。シルフィーの前傾機能はそれだ。
素材にも違いがある。ゲーミングチェアはポリウレタンレザーのものが多く、オフィスチェアはメッシュやファブリックが中心(近年はメッシュ製のゲーミングチェアも出ている)。この違いが、あとで効いてくる。
そして年数の話になる。オカムラの公式カタログに、はっきり書いてあった。
日本オフィス家具協会(JOIFA)の標準使用期間は、回転椅子で8年。
机やテーブルや棚は10年だが、回転椅子は8年だ。「オフィスチェアは10年もつ」という話をよく見るが、少なくともこの基準では椅子は10年ではない。しかも注記には、標準使用期間は耐用年数でも保証期間でもなく、構造部分の経年劣化が予測される年数だとある。
保証期間は部位ごとに分かれている。
| 部位 | 現象の例 | 保証期間 |
|---|---|---|
| 外観・表面仕上 | 塗装・樹脂部分の変色や褪色、レザーやクロスの磨耗 | 1年 |
| 機構部・可動部 | 昇降機構などの故障 | 2年 |
| 構造体 | 強度・構造体に係わる破損 | 8年 |
そしてこの保証期間には前提が付いている。「一般オフィスにおいて、通常の執務状態(1日8時間程度)でご使用いただいた場合」。
この一文が、後で自分に跳ね返ってくる。
④ 実録
1脚目:サンワサプライ SNC-A1BK(3,381円・2015/4/23)
一人暮らしを始めるときに椅子を買い忘れていた。見に行く時間が惜しくてAmazonで買った。実家で使っていたのが同じくらいの価格帯のオフィスチェアだったので、違和感は少なかった。
ただし実家と違って、ここではずっと座っている。座面のクッションはすぐにヘタった。
クッション性がなくなり、板の上に座っているような感覚になった。
上にクッションを敷いたりして粘ったが、背もたれの可動部も壊れかけていたので破棄した。
2脚目から4脚目:ホームセンターの椅子
ここから約5年、買っては1年半ほどで駄目にする期間が続く。座面のクッション性がなくなって板に骨が当たって痛くなったり、可動部がへたったり、そもそも壊れたり。
この期間の椅子は、金額を出せない。 ホームセンターで現金で買っているので購入履歴に残っておらず、記憶で書くと数字が動く。だからこの記事では、この期間の日割りを出さない。
出せるのは回数のほうだ。2015年から2021年までの6年半で、少なくとも4脚を潰している。
そして、その椅子を使い続けるために買った物の金額は残っている。
| 購入日 | 品 | 価格 |
|---|---|---|
| 2018/8/26 | IKSTAR ランバーサポート | 2,999円 |
| 2019/1/3 | サンワダイレクト フットレスト 100-FR005 | 2,780円 |
| 計 | 5,779円 |
いずれ捨てる椅子に、5,779円を足していた。 椅子そのものの金額は出せないが、これは実額で出る。
5脚目:AKRacing Pro-X V2(46,173円・2021/11/26)
1年半で駄目になる買い方をやめたかった。調べると高い椅子は5年10年と使えるとある。寝具と同じで、体を預けるものに金をかけるべきだと考えた。
当時ゲーミングチェアが目についた。有名どころはもっと高いので、勇気を出せる上限を5万円と決めてこの機種にした。
良かった点
- ランバーサポートが最初から付いている
- 座面のクッションは4年ほど不満がなかった
- 車のシートのように背もたれを倒して固定できる。仮眠に便利
合わなかった点
- 背が低いのでヘッドレストに頭が当たらない。ヘッドレストの縦位置をもっと動かしたかった
- 最低の高さにしても足がわずかに浮く
- 2年半を過ぎたあたりから、長時間座ると腰に負担を感じるようになった
- 夏は自分の熱と汗で蒸れる
腰の対策として、手持ちのランバーサポートを試し、100均のクッションを詰めたり敷いたりした。足が床に届いていないのが原因ではないかと思ってフットレストも足した。仮眠のときにどうしても足が浮くので、その置き場所が欲しかったという理由もある。
ARCHISS AS-FR01を2個、計5,730円。両足を開いて載せたかったので意図的に2個買った。
それでも腰の負担は変わらなかった。
ここで、より良い椅子を探し始めた。
座面の表皮が先に来た

座り心地より先に駄目になったのは、表面のほうだった。
合皮の表面が細かくひび割れ、コーティングが剥がれて下地の色が出ている。触るとベタつく。
面白いのは出ている場所だ。剥がれているのは体が当たる面と、その縫い目の際だけ。背もたれの裏側や、座らない部分には出ていない。
合皮の加水分解は水分と反応して起きるとされているので、汗が当たり続けた場所から進んだと考えると辻褄は合う。夏に蒸れると書いたのと同じ場所だ。
ただし原因を一つに絞ることはできない。 この椅子に座って食事をすることもあったので、こぼした飲み物の影響かもしれない。どちらがどれだけ効いたのかは分からない。
MX ERGOも7年目に加水分解した。 そちらと比較してみる。
- MX ERGOの交換前シェル:手がつく部分の全体
- MX ERGOの交換後シェル:小指と薬指が当たる段差の部分。手のひらが当たる面は、案外まだそこまで劣化していない
- この椅子:体が当たる面と縫い目の際。背もたれの裏には出ていない
並べると、共通するところがある。面で当たる場所より、段差や縫い目のように汗が溜まりそうな場所のほうが先に来ている。 そう考えると辻褄は合う、という程度の話ではあるけれど。
6脚目:オカムラ シルフィー 中古(47,300円・2025/1/25)
ゲーミングチェアで駄目だったので、今度はオフィスチェアから選んだ。
予算は前回と同じ5万円。 ただし中古を含めると、本来10万円クラスが射程に入る。高い椅子は耐久性があるから中古で十分だという意見はwebでもよく見かけるし、職場にも10年以上使われているオフィスチェアが実際にある。 半額近くで買えるならコスパがいいはずだと考えて中古を選択した。
当時はそこまで深く考えていなかった。直前のAKRacingが3年もっていたので、それより悪くはならないだろうという感覚だった。
買ったのはハイバック・可動肘・バックカーブアジャスト・前傾機能つき、ヘッドレストなし・アームレストありの構成。楽天で「オカムラ シルフィー 中古」と検索し、価格を見て決めた。
経過年数は、書いてある店と書いていない店がある。 中古販売専門のショップだと明記されていることもあるが、同じショップでも商品によって書いてあったりなかったりする。結局、価格から状態と経過年数を想像してあたりをつけて買った。 自分の個体が何年目なのかは、今も分からない。
同じ椅子でもショップごとに価格が違う。在庫数や状態が影響しているのだと思うが、内訳は分からない。中古を狙うなら、しばらく価格を眺めてから買ったほうがいい。
そして、買った後にカタログで知ったことがある。中古品・譲渡品・個人売買品の故障や破損は、メーカー保証の対象外だ。
PCパーツを買うのと同じような感覚でいたので、中古に保証を期待してはいなかった。それでも「期待していなかった」のと「最初から対象外だと明記されている」のは別の話で、知っておきたかったとは思う。
良くなった点
- AKRacingで感じていた腰と臀部の痛みが減った
- 下方向に十分低くできるので、床に足が届く
- 座面の縦横が細かく調整できる
- 座面も背もたれも汗で蒸れない
使いこなせなかった点
- 前傾機能が気になって選んだのに、活用できていない。前傾機能を使った状態だと、背もたれに押されているような、お腹が潰されているような感覚になる。 通常の角度のまま自分が前傾するほうが楽だった

今の使い方
AKRacingは捨てていない。 気分を変えたいときと、仮眠用に現役で使っている。
仮眠のときは足が浮くので、筋トレ用に買ったジョイントマットの余りか、シルフィーそのものを足置きにしている。椅子2脚を向かい合わせて座椅子のようにして寝る形になる。
フットレストを2個買った人間が、最終的に4万円台の椅子を足置きにしている。

⑤ 日割り査定
日割り = 購入価格 ÷ 保有日数
維持費込み日割り =(購入価格 + 維持費)÷ 保有日数
椅子は1脚も売っていない。破棄したか、表皮が剥がれて売値の付かない状態で現役かのどちらかなので、リセールは引かない。
| 椅子 | 購入 | 保有日数 | 日割り |
|---|---|---|---|
| サンワ SNC-A1BK | 3,381円(2015/4/23) | 約365日(破棄) | 約9.3円 |
| ホームセンターの椅子 3脚ほど | 記録なし | 各1年半ほど(破棄) | 出せない |
| AKRacing Pro-X V2 | 46,173円(2021/11/26) | 1,714日(現役) | 26.9円 |
| ↑ フットレスト5,730円を足すと | 51,903円 | 1,714日 | 30.3円 |
| オカムラ シルフィー中古 | 47,300円(2025/1/25) | 558日(現役) | 84.8円 |
※保有日数は2026年8月6日時点。AKRacingとシルフィーは現役なので、この数字は毎日下がっていく
AKRacingの26.9円はまだ確定していない。 表皮が劣化中なので、使えなくなった日に確定する。5年(1,826日)持てば25.3円、6年(2,191日)なら21.1円。下がる方向にしか動かないので、この先の見立ては変わらない。
損益分岐点を逆算する
金額の出せない期間があるので、確定している側から逆算する。
AKRacingの26.9円/日と釣り合うのは、1年半(548日)で使い潰す椅子が14,762円のとき。
46,173 ÷ 1,714 × 548 = 14,762円
つまり1年半で駄目になる椅子が14,762円を超えていたら、4万円台のゲーミングチェアのほうが安い。
自分がその線を超えていたかは分からない。金額の記録がないからだ。ただAKRacingは現役なので、この分岐点は今日も下がり続けている。
安い椅子を買い替えている人は、自分の椅子の値段を1年半で割ってみるといい。 それが27円を超えていたら、今の買い方のほうが高い。
標準使用期間を、自分の使い方に割り戻す
③に書いた8年という数字は、1日8時間程度の使用が前提だった。ここで②の座位時間が効いてくる。
メーカーの想定:8時間 × 週5日 = 週40時間
自分:平日6時間 × 5日 + 休日15時間 × 2日 = 週60時間
1.5倍だ。
標準使用期間の8年(2,920日)をこのペースに割り戻すと、1,947日、およそ5年4ヶ月になる。
※これは概算。平日6時間は短いほうの数字、休日15時間は長いほうの数字なので、上下にぶれる
これを前提に日割りを置き直すと、こうなる。
| 前提 | 中古47,300円 | 新品105,600円 |
|---|---|---|
| 標準使用期間どおり8年もつ | 16.2円/日 | 36.2円/日 |
| 自分のペースで5年4ヶ月 | 24.3円/日 | 54.2円/日 |
新品の価格は2025年1月8日時点で105,600円(Amazonの販売価格は109,286円。自分が買ったものと同じ構成であることは確認済み)
そして、5年4ヶ月で終わったときの24.3円/日は、AKRacingの現在の26.9円/日をわずかに下回る。
つまりこの中古の賭けは、想定より早く寿命が来ても、かろうじて勝つ計算になる。 ただし「かろうじて」であって、圧勝ではない。中古は経過年数が分からないので、買った時点ですでに何年か使われている分は、この計算に入っていない。
節目の日付でも置いておく。
- 1,308日(2028年8月頃) 持てば、新品を8年使ったのと同じ日割りになる
- 1,756日(2029年11月頃) 持てば、AKRacingの現在の日割りに並ぶ
中古の高級椅子は「安く買った」のではなく「残り寿命が読めない賭けをした」というのが正確なところだと思う。しかも保証が付いていない賭けだ。
そして、壊れたときにいくらかかるのかも調べた。オカムラは修理費用の概算を公開している。
| 修理内容 | 概算参考価格(税込) |
|---|---|
| 背当の交換 | 57,500円〜75,000円 |
| 座面の交換 | 46,000円〜75,000円 |
| 上下不良の修理 | 24,500円〜40,000円 |
| リクライニング不良の修理 | 52,000円〜69,500円 |
| 肘パットの交換 | 14,000円〜28,000円 |
※東京都23区内で修理をした場合の概算。その他の地域は出張費が別途発生する。 修理は出張対応で、当日対応を頼むと通常料金に3,080円〜が加算される(2026年8月時点)
座面の交換は46,000円から。中古で買った本体が47,300円だった。
つまり座面を1回交換すると、もう1脚買えてしまう。 上限の75,000円なら、中古が1.5脚分だ。
保証が効かず、修理費が本体価格と同額。 それが中古で買うということだった。
なお、シルフィーは肘パットの交換に対応するシリーズとして公式に名前が挙がっている。壊れても直せる椅子ではある。金額が本体と釣り合っていないだけだ。
⑥ 今回の見立て
見立て①:安い椅子の買い替えループは、日割りで見ると高い。
1年半で潰れる椅子を買い続けるより、4万円台を1脚買って4年以上使うほうが安い。しかも椅子を延命させるための出費(判明分5,779円)が別に乗る。 これは自分の座り方(1日6時間から15時間・体重59kg)での話で、座る時間が短ければ結論は変わる。
見立て②:ただし高い椅子を買っても、寸法が合わなければ腰は痛くなる。
AKRacingで腰が痛くなった原因は、座面のヘタリではないと思っている。 4年ほど不満がなかったし、今も座面はそこまでヘタっていない。
効いたのは体格のほうだ。深く座ってランバーサポートが腰に当たっている状態を取ろうとすると、どうしてもどこかに負担が行く。しっくりくる位置がない。
ランバーサポートの位置が合わないのも、結局は背丈が想定から外れているという話に戻る。椅子はその時々の多数派の体型に合わせて作られるはずで、自分がそこから外れているというだけのことだ。
シルフィーで改善したのは、値段が上だったからというより、座面位置を調整できて、下方向の幅もあるので、小柄な体格でも合わせやすかったからだと考えている。
腰の痛みは本当に人による。自分のように姿勢は悪いが仕事中は立っている人間と、仕事でも家でも座り続けている人ではまるで違うはずだ。この記事の結論をそのまま持っていかないでほしい。
買うときに見るべきは値段ではなく、自分の体格が調整幅の内側に入っているかどうか。 座面の最低高さと調整範囲は、カタログの数字で確認できる。
見立て③:椅子の寿命を決めるのは、座り心地ではなく表面かもしれない。
AKRacingは座面のクッションが4年もった。だが表皮のほうが先に来た。
これは自分の使い方が悪かったという話でもなさそうだ。オカムラの保証期間を見ると、外観・表面仕上は1年しかない。 構造体の8年に対して、表面は1年だ。メーカー自身が、表面が先に来る部位だと認めているように読める。
せっかく座面のクッション性がほとんど劣化していないのに、表面の劣化のせいで、服装によっては少し座り心地が悪い。
高い椅子を買えば長く使えるという話には、素材が耐えればという条件が付く。 座り心地で選んで、表面で終わることがある。
そして③に書いたとおり、その素材は椅子の出自で決まっている。 レーシングシートが原型のゲーミングチェアはポリウレタンレザーが多く、それは加水分解する素材だ。シルフィーで汗の蒸れがなくなったのは、座り方が変わったからではなく、張ってあるものが違うからでしかない。
次に椅子を買うときは、調整幅と一緒に、表面に何が張ってあるかを見ると思う。
見立て④:中古の安い個体は「直さない前提」の買い物かもしれない。
⑤に載せた修理費は「主なチェア1脚」の概算で、シリーズごとの内訳は公開されていない。オカムラのチェアは価格帯の幅が広いので、シルフィーがこの幅のどこに来るのかは分からない。
ただ、もしシルフィーでも座面交換に46,000円かかるなら、中古で買った本体47,300円とほぼ同額になる。直すか、もう1脚買うか、金額が変わらない。そうなると壊れた時点で買い替えを選ぶことになって、修理という選択肢は、あるだけで使えない。
次に買うとしたら、もう少し上の価格帯を狙うかもしれないと思っている。直すという選択肢が現実的に残るくらいの本体価格でないと落ち着かない、という感覚に近い。ただしこれは金額で裏を取れていないので、見立てではなく感触として書いておく。
▼ オカムラ シルフィー(新品)
▼ AKRacing Pro-X V2(現行品)
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⑦ 補足
寸法を測らずに買って失敗した話は、これが初めてではない。 GPUサポートステイでも同じことをやっている(4本目)。あちらはケース内のクリアランス、こちらは自分の体格で、測るべき対象が違うだけで構造は同じだった。
加水分解で外装が駄目になったものも、これが初めてではない。 MX ERGOは7年目に同じことになった。あちらは外装を交換して使い続けている。
デスク周りの全体像は3本目に書いた。
次は手放した機材のリセール査定を書く予定。売った金額を引くと日割りがどうなるのか、まとめて出す。


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